モバイルらいふ〜その1
ktbep.com 北別府会計事務所
特選街4月号でPSIONが紹介されていた。欧州ではメジャーなPDAとのことである。
ちょっと前に、パームに興味を持ってカタログ等で検討してみたんだけど、画面が小さいのと入力が面倒そうなのでペンディングにしてある。
(現在、スカパーもペンディングなのだが、モバイルらいふに直接関係ないので別の機会にアップ予定。)
そこで、PSION(サイオン)だが、画面表示480ドットx160ドットでキーボード付きである。値段がもうちょっと下がれば(定価6万2千円)、買ってみてもいいかな。
「ほんとに使うかいな」というリスクがあるため、あきらめがつく価格となると3万円以下だよな。
カラーでテレビも見れるならこの価格でもいいんだけど。
さて、ここからが本題。
紹介記事の中で、インターネット接続について、「(PSIONは赤外線インターフェイスを持つので)外出先で接続する場合には、赤外線ポートが装備された公衆電話を探すか、赤外線ポート付きの携帯電話NM502iを使用するのが一般的」とあった。
僕の携帯は、このNM502iである。ノートパソコンDynabookは当然、赤外線インターフェイスを持っている。結論:モバイル可。
やってみっか。
(ところで、赤外線ポートが装備された公衆電話なんて、どこにあんの。と思ったら、ICカード式の電話には赤外線ポートが付いてた。でも、この赤外線ポート、なんに使うの。利用例がありましたら、どなたか教えてください。)
以下が、設定の概略。
パソコンの設定
赤外線ドライバのインストール:
以前、ハイパーターミナルの利用時に済み。
モデムドライバのインストール:
ダイヤルアップネットワーク→新しい接続を作成;モデムの選択=標準28,800bpsモデム
(実際の通信速度は9,600bpsだが、NM502iの内臓アダプタは28,800bpsモデムのドライバを使ってコンピュータと通信する。)
電話回線の設定:
ダイヤルアップネットワーク→ダイヤルのプロパティ(発信元);市外局番=090
インターネットの設定:
インターネットオプション→接続→ダイヤルアップの設定を追加;接続名を入れて、モデムの選択=標準28,800bpsモデム
設定→ポート=仮想赤外線COMポート
以下、接続先を設定する。
あとは、携帯の赤外線通信機能を設定し、携帯とパソコンの赤外線ポートを向き合わせれば準備完了である。
(実際には、パソコンや携帯の取説に赤外線ネット接続について、ほとんど記載がないので結構苦労した。設定が済んだあとで携帯の別冊取説「データ編」に若干の説明があるのを知った。それでも、このあたりの説明はあまり十分ではない。)
家でモバイルやってても、雰囲気がでないが、3月末に野沢温泉に行く機会があり、さっそく試してみた。
まずは、行きの「特急しなの」の車中にて、中津川を過ぎて長野県に入ったあたりで接続したところ、OK。
次は、民宿にて接続。OK。
ただし、普段ISDNで接続しているため、9,600bpsは、ずいぶん遅く感じられる。インターネットを始めたころの14,400bpsモデムより遅いんだもんね。
滞在中の野沢温泉は結構、雪が降っていました。温泉は「松葉の湯」、「大湯」、「河原湯」の3つの外湯に入りました。民宿「しろざえむ」さん、ありがとうございました。
2001.4.2