2004小笠掛川マラソン
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今年からコースが大幅に変わりゴールも恒例の登りが除かれた。走る前の気温は24度と言っていたが日中はもっと上がったに違いない。そよかぜで体感温度は若干下がったものの、経験したフルマラソンの大会としては最も高温のレースとなった。
走り出して3キロくらいから汗が噴きだす。これは気をつけないと大変なことになるかも。それでも毎度の練習不足にも関わらず、調子は悪くない。給水もこまめにとるようにした。給水所に置かれたフルーツもほお張りながら。
普段は考えることはないのだが、他人になぜ走るか聞かれると「走った後の達成感」と答えることが多い。健康のためというにはハードすぎると。
今日、いや違うなと思った。達成感と言うのは走った後に結果として得られるものだ。ゴールの向こうになにかがあるような気がする。ゴールした後、自分は何者かになれるのではないか。そんなことを考えて走っているのではないか。ゴールした後は忘れてしまっているけれど。
20キロまでは体力が30キロからは気力がどれだけ残っているかが問題と思っていたが、案の定、30キロからは足が重くなり、34キロからは足が痛くなる。さあ、ここからどれだけ頑張れるか。足を止めずに進めるか。
足を引き摺りながら35キロくらいまできた時、尿が真っ赤なのに気がついた。極度の脱水状態。このままいくと危ないと思い、ここからの給水では歩きながら多めに補給することにした。
そしてゴール。走りながら考えた答えは...。また次回のレースに持ち越しだ。
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