2001ホノルルマラソン
ktbep.com 北別府会計事務所
スタートが早朝ということもあるが、バスでスタート地点(アラモアナセンター前)に来る途中で降り出した雨で肌寒い。(スタート前にはあがった。)
スタートまでの1時間は、ツアー特製ポンチョ(ビニール袋に頭と両手を出す穴をあけたもの)を着て道路の植え込みに座ったりして過ごす。スタートラインを見に行ったら、マリナーズ大魔人の佐々木が応援ゲストとして来ていた。
アメリカ国歌が歌われたりした後、5時にスタート。夜空に花火が盛大に打ちあがった。9年前の前回と違いカウントダウンはなかった。9月のアメリカ同時多発テロの影響で日本からの参加者は前年の半分で、1万人を下回ったとのこと。これは、周りを見回して実感した。
半月前に見舞われたギックリ腰で、目標は完走に変更を余儀なくされた。痛みが激しくなる前に、ゴールできればいいなというのが正直なところだった。
走り出してすぐに、腰に違和感があった。ペースは押さえ気味を念頭に置いたのだが、久しぶりにホノルルに帰ってきたという高揚感で、序盤から、無理をしていたと思う。
ワイキキの中心を抜け、ダイヤモンドヘッドを回り込むあたりが10キロ過ぎ。この辺は、前日に練習で走っておいた。でも、まだ真っ暗でずいぶん感じが違う。
前回は、ダイヤモンドヘッド横の登りのあたりで、日の出が見えたような気がする。そうすると、スタート時間が1時間くらい早くなったことになるんだけど、記憶違いかな。
この登りの後のくだりから、じわじわと腰が痛み出す。あれから半月、満足に走ってないこともあり、体は重い。
まともに走ってたのは15キロくらいまで。20キロを過ぎる頃には、歩くようなスピードになり、やがて足が止まった。立ち止まっては走ることを繰り返し、ハワイカイを回った(22、3キロあたり)後、痛みに耐え切れなくなり、完全に歩く。
こっから先は、ただ歩いてただけなので省略。(でも、ほんとに辛かった。たぶん、今までで一番。この先の距離を考えると、気が遠くなった。ただ、ホノルルマラソンは制限時間もなければ、収容車もない。したがって、帰るにはひたすら歩くしかない。)
再び、ダイヤモンドヘッドの登り(来たときはくだり)に差し掛かるあたりから走り始める。あと2キロ、痛いなんて言ってられない。せっかく、ホノルルまで来たんだし。
ゴール前の花道は長くてきついけど、応援が盛大で、やっぱり気持ちいい。
終わってみれば、5時間半を超えてた。正味3時間くらい歩いた。これは、マラソンとは言えないよね、やっぱり。
ホームへ