月次会計処理手順2〜会計ソフトの利用

ktbep.com 北別府会計事務所
  1. 振替伝票の起票

    1. 随時処理
      1. 入出金または手形・小切手の発行・受取りが発生する都度、振替伝票を起票する。
        現金の増減は金銭出納帳にも記入し、手形の増減は手形帳にも記入する。

      2. 預金の入出金は、普通預金通帳および当座照合表と随時、照合して上記@の起票にもれがあれば、追加する。

    2. 月次処理
      以下の月末特有の計上を行う。

      取 引 例 仕 訳 例
      売上の計上 売掛金/売 上
      仕入、外注費、経費の計上 仕 入/買掛金
      外注費/買掛金
      経 費/未払金
      在庫の計上 期末商品棚卸高/商品 (前月末在庫)
      商品/期末商品棚卸高 (当月末在庫)

  2. 振替伝票から入力

    1. 随時処理
      振替伝票から入力する。この時、入力済みの伝票は押印欄にチェックまたはサインする。
      (注)上記のI.で起票された振替伝票は、月末を待たずに、その都度入力する。

    2. 月次処理
      以下の入力チェックを行う。

      1. 振替伝票を日付順に整理した後、伝票の押印欄(上記1)にチェックまたはサインのないものがないかどうか(入力もれの有無)を確認する。

      2. 会計ソフトから仕訳日記帳を呼び出し、振替伝票と照合して、入力が正しく行われているかを確認する。照合した伝票は、押印欄(上記1の隣の欄)にチェックまたはサインする。

  3. 残高の照合

    月次で、会計ソフトの勘定残高(総勘定元帳または補助元帳残高)と以下の補助簿等の残高との照合を行う。

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